TOPICS トピックス

『NCAAが優れた研究プロジェクトに10万ドルを授与』


■要約

NCAAが5大学の研究プロジェクトに総額10万ドルを授与する

・睡眠のクオリティ向上、メンタルヘルスなどの研究テーマが選ばれた

・研究結果の詳細は、NCAAコンベンションでプレゼンされる予定

■本文

NCAAのこのプログラムは、個人またはNCAA加盟校のAD(アスレチックデパートメント)がこのプログラムを利用する際、学生アスリートに具体的な利益をもたらすプロジェクトへの資金提供を目的としている。今年の助成金受賞校はこの助成金により、第三者の外部団体の介入、ファイナンシャルリテラシー、睡眠のクオリティ向上、コーチのメンタルヘルス教育、学生アスリートのメンタルヘルス教育などの幅広い分野の発展に寄与されることが期待される。

84もの提案を論評し、助成金受賞校を選出したパネリスト達はNCAA3つのディビジョン全てから代表されたアスレチックアドミニストレーター、現役学生アスリート、メンタルヘルス臨床医、及びアスレチック部門に携わる教員代表者たちによって構成された。1万~25千ドルの助成金を拠出したある委員会は、助成金が支給された試験的プログラムが、他の大学でも採用されるようなプログラムであり、各地域のニーズに対してその需要を満たせることができるようなものであると確信した。

NCAA Innovations in Research and Practice Grant Program」は今回で5年目を迎えた。今回の受賞校5校はフロリダ州オーランドのNCAA Conventionにおいて、各プログラムの内容をプレゼンする予定となっている。


【受賞校詳細】

▽ボストン大学(マサチューセッツ州ボストン)

学生アスリートの指導者に対する指導者主導の性的暴力の第三者介入の影響調査

▽チャタム大学(ペンシルバニア州ピッツバーグ)

指導者が学生アスリートに対してメンタルヘルスをサポートする際に、指導者を支援する

ウェブベースのプログラム開発

▽フロリダ州立大学(フロリダ州タラハシー)

メンタルヘルスリテラシーの促進と、支援を求める学生アスリートに対する誹謗中傷の抑

▽カンザス州立大学(カンザス州マンハッタン)& テキサス大学(テキサス州オースティン)

学生アスリート間におけるファイナンシャルリテラシーの向上

▽アリゾナ大学(アリゾナ州ツーソン)

トピック

学生アスリートの睡眠クオリティを向上させるための技術基盤の開発

■JCAとしてのPoint Of View

NCAAが掲げるミッションの一つに FAIRNESS(公平性)があります。ここで言う公平性とは、練習時間の制限、学業の基準など最低限のルールについては、どのチームも等しく守らなければならないということが一つ。放映権料などの収益を平等に分配し、有益な情報を共有して全体最適化を目指すという側面の平等の二つがあります。

今回のNCAAの助成金は、後者のミッションに基づきます。優れた研究プロジェクトに対して収益を分配し、その成果をコンベンションで加盟校全体に共有し、さらなる発展を目指す。NCAAはこの好循環により進化を続けています。

stockfoto_79365571_S.jpg