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米国リトルリーグの「投球制限ガイドライン」

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第90回選抜高校野球大会は、大阪桐蔭の連覇で幕を閉じました。高校野球をはじめとした日本の学生野球における投手の酷使については、常に議論を呼んでいます。今大会から試合時間短縮などの目的でタイブレーク制が導入されましたが、準決勝で
三重の定本拓真投手は163球を一人で投げ抜くことになりました。

体の出来上がったプロ野球の選手でも、100球を投げたら中5日は休みます。一方、高校野球では地方大会も含めて、100球を超える連投が常態化しているのが現状です。日本の野球界と比較して、アメリカでは投球数がルール化されています。JCA会員をはじめとした野球指導者のみなさまにこの問題を真剣に考えていただく上でも、ご参考までに米国リトルリーグの投球制限ガイドラインの概要をご紹介します。


※出典:米リトルリーグ公式HP


・投手が以下に記述された年齢グループの規定に達すると、監督は投手を交代させなければならない。

リーグ年齢:

13-16 - 1日当たり95

11-12 - 1日あたり85

9-10 - 1日当たり75

7-8 - 1日あたり50

14歳未満のリーグの投手は、以下の要件を満たさなければならない。

選手が1日に66球以上を投げた場合、4日間の休息を取る必要がある。

選手が1日に51-65球以上を投げた場合、3日間の休息を取る必要がある。

選手が1日に36-50球以上を投げた場合、2日間の休息を取る必要がある。

選手が1日に21-35球以上を投げた場合、1日間の休息を取る必要がある。

選手が1日に120のピッチを投げた場合、休息の必要はない。


15歳から16歳の投手は、以下の要件を満たさなければならない。

選手が1日に76球以上を投げた場合、4日間の休息を取る必要がある。

選手が1日に61-75球を投げた場合、3日間の休息を取る必要がある。

選手が1日に46-60球を投げた場合、2日間の休息を取る必要がある。

選手が1日に31-45球を投げた場合、1日間の休息を取る必要がある。

選手が1日に130球を投げた場合、休息の必要ない。


・各リーグは、公式投球記録員としてスコアキーパーを指定しなければならない。

・公式投球記録員は、監督または審判員のいずれかが要求したときに、投手の現在の投球数を提供しなければならない。ただし、投手がいつ交代しなければならないのかを知る責任は、監督にある。

・レギュレーションに記載されているように、公式投球記録員は、投手が試合の投球数の上限に達したとき、審判長に通知しなければならない。審判長は、投手が所属する監督に、投手が規則によって交代しなければならないことを通知する。

・この規則に違反すると、違反が発生したゲームに罰則が適用されることがある。罰則は、プレイルールに従って行われるものとする。

1日に複数の試合で投球することはできない。

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