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第6回ジャパンコーチズアワード 受賞者インタビュー②


【優秀コーチ賞】

履正社スポーツ専門学校/履正社高校 女子硬式野球部 橘田恵監督

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▽受賞理由

女子野球ワールドカップ2018において、日本代表チームで初めての女性監督を務め、6連覇の達成に貢献した。

▽受賞インタビュー

Q:第6回ジャパンコーチズアワード、優秀コーチ賞の受賞おめでとうございます。

受賞された感想をお聞かせください。

A:このような賞をいただけるとは思っていなかったので、大変驚いています。W杯の6連覇は、前任の監督の方々がチームを築き上げてきて達成できたことでもあり、プレッシャーをはねのけられたのは選手たちの力です。

Q:日々、学生たちに指導される上で大切にされていることがありましたら教えてください。

A:選手たちの持っているものをどう生かせるか、伸ばせるかを考えています。自分の型に選手をはめるという考え方もあると思いますが、私の場合は選手たちの特徴を理解して、彼女たちにあった戦術を採用して、チーム作りを進めています。

Q: 世界大会を6連覇しているのに、女子野球の認知度はまだまだ低いのが現状です。どのような取り組みが必要でしょうか。

A:日本だけでなく世界的にですが、競技人口をもっと増やしていく必要があります。そして、日本が簡単には優勝できないように裾野を広げて、レベルアップさせなければなりません。今の若い人たちの頑張りが、これからの女子野球界を創るんだよと、子どもたにも話しています。現状をポジティブにとらえて、未来を切り開いていきたいです。

Q:日本代表チームはどのようなチームカラーですか。

A:なかなか他国のようにホームランは打てませんので、やはり男子と同様、スモールベースボールが中心になります。特に投手の力が圧倒的に強いので、堅い守備で得点を与えない野球が強みです。

Q:今回の受賞理由にもある"女性指導者"は、日本ではまだまだ現場に少ないと思います。

A:はい、確かに女性指導者の数、特に野球界ではまだまだ少ないです。 しかし、サッカーの高倉麻子さん、バレーの中田久美さんら素晴らしいリーダーシップを持った指導者の方々も近年出てきており、他競技から勇気をもらっています。ですから、「競技の枠を超えて指導者が交流する」というJCAさんの趣旨にも、大いに賛同しています。

Q:野球の最大の魅力はどこにあるとお考えですか。

A:人を生かす、個性を生かすことができるスポーツであるところです。同じ選手が10人いても勝てないですし、それぞれの特徴を認めた上で、戦術やチームプレーで試合に勝つことができます。

Q:最後に今後の指導者としての目標を教えてください。

A:女子野球がもっと認知されて世の中に広まるよう、努力していきたいです。