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JCAの新代表理事に就任した二之湯武史からのメッセージ

はじめに

去る9月、ジャパンコーチズアソシエーション代表理事に選出されました二之湯武史です。参議院議員時代から取り組んできた『スポーツの価値を最大化すること』をゴールに、しっかり結果を出していく所存ですので、会員の皆様方のご協力を心からお願い申し上げます。

『体育』から『スポーツ』へ

我が国のスポーツは『体育』で発展してきました。そのルーツは『武道』と『軍事教練』です。明治以後、欧米のスポーツが輸入される中で、当時の社会的要請(富国強兵)から体育という概念が出来上がりました。一方、スポーツの語源である『disport』は、気晴らしや楽しみであり、ここに欧米と我が国におけるスポーツの概念にギャップが生まれたのです。私は、このギャップを埋め、我が国に『スポーツ』を根付かせたい、と活動してきました。JCAのゴールはここにあります。

指導文化

ここ数年、様々な競技団体において、いじめや暴力、パワハラや不正運営が明るみに出て、社会問題になっています。現在もテコンドー協会の報道が喧しいですね。

私はこの一連の動きを、選手側、ひいては国民側の『体育』から『スポーツ』への価値観の変化に、団体運営者側がキャッチアップ出来ていないのでは、と捉えています。

ある時代において、指導者の選手への『鉄拳制裁』や『暴言』が『指導』と見なされたことは事実だと思います。特に熱心な指導者ほどそうした傾向にありました。

しかし、令和に入ったこの時代、こうした常識は通用しませんよね。時代に相応しい指導方法で競技結果を出せる時代になったのです。JCAでは、そうした指導文化をさらに高めていきます。

真のスポーツ文化へ

昨年、全国の『体育協会』が『スポーツ協会』と名称を変更しました。来年からは『国民体育大会』が『国民スポーツ大会』へと、『体育の日』が『スポーツの日』へと名称変更されます。

これは単なる言葉遊びではありません。心身の鍛錬、に関心の中心があった体育から、様々な人が自分らしく楽しむスポーツへと、文化が変わるのです。

JCAは全国の指導者の皆様と、この大きな改革を進め、プロアマを問わず老若男女がそれぞれの実情に合わせてスポーツを楽しめるスポーツ大国日本を作りあげていきます。

二之湯武史

*二之湯 武史 略歴
1977年京都府出身。松下政経塾を経て、2013年参議院議員当選以来、「体育からスポーツへ」「スポーツ価値の最大化」をテーマに、スポーツ団体のガバナンス改革、スタジアム・アリーナ改革、スポーツツーリズムの推進などを行ってきた。